こんにちは!ファミリー各務原店スタッフです!
夏がもうすぐやってきますね!あつーい夏は大事なお車もオーバーヒートしやすい時期。
今回は日々お車の冷却機能を支えるラジエーターキャップという部品に注目してみました!
そもそもラジエーターキャップって?
車のエンジンルームは夏でなくても熱くなるもの。
そんなエンジンルームを冷やす役割をしているのがラジエーターとサブタンクの中に入っている冷却水です。
エンジンルーム内は高くて100℃近くになるそうで、冷却効果のある冷却水も温度が上がり水蒸気になります。水蒸気による高い圧力にも耐え、かつラジエーター内の圧力の調整を行っているのがラジエーターキャップになります。
上のパッキンがラジエーター内の圧を保つ役割をしており、ラジエーター内の圧を常に調整しています。(赤矢印)下のパッキン部分は冷却水の漏れ防止の役割をしています(黄色矢印)。
パッキンとパッキンの間には圧を調節するバネが付いています。バネは走行を繰り返すことで衰損しやすく、バネが弱まってしまうと圧の調整ができなくなり、オーバーヒートに繋がります。
2年に一回の交換がおすすめなので、当店では車検時に冷却水のお手入れとともにラジエーターキャップの交換をおすすめすることが多いです。
お値段は工賃込みで¥1100ほど。

実際に交換する様子
ラジエーターキャップはエンジンルーム内がまだ熱いうちに取り外しを行ってしまうと熱い蒸気や熱湯が噴き出して大変危険です⚠
冷めたころを見計らって、ウエス(布)でキャップを包み慎重に取り外します。


新品の部品を締め付けて交換完了です!
一見簡単そうに見えますが、タイミングを間違えてしまうと大変危険です。是非プロにお任せを!
最後に
今回はラジエーターを守る「ラジエーターキャップ」をご紹介しました!
お車にはたくさんの部品がありますが、一つ一つ細かな部品が役割を果たしてこその安全運転です。当店では車検はもちろん法定点検やオイル交換時の定期的な点検とメンテナンスをおすすめしております。
お問い合わせお待ちしております☻