こんにちは。今回は最近お客様から問い合わせのあった「エンジンがかからない」という場合の対処法についてです。
ルームランプがついたままだったり、バッテリーが寿命だったりと原因は様々です。
その中でも今回エンジンがかからなかった原因はスパークプラグでした。
スパークプラグってご存知でしょうか?
ガソリン車のエンジンは燃料を発火させることによって動きます。
ライターやガスコンロの火花を出す部分と思ってもらえればわかりやすいかと思います。
火花を飛ばし点火するのがスパークプラグの役割です。

スパークプラグが劣化すると燃費などにも大きな影響が出てきます。
スパークプラグのトラブルでエンジンがかかりにくくなることもあるのですが、今回がそのようなケースでした。
お客様から詳しくお話を伺うと「少しだけ車を動かし、しばらくの間車を使わなかった」とおっしゃっていました。
これは‘’プラグかぶり”というものになります。
~~プラグかぶりとは?~~
エンジン始動時は動かすためのかなりの力が必要なため、通常よりもガソリン(燃料)が濃い目に送られます。
今回のお客様のようにすぐにエンジンを切ってしまうと、その送られたガソリンが完全に燃焼しきれぬまま、液体に戻りスパークプラグを濡らしてしまいます。
すると濡れたスパークプラグは火花を飛ばしずらくなりエンジンががかからなくなります。
❶バッテリー交換はしたばかり❷少しだけ車を動かした
⇒当てはまる方は以下の対処法をお試しください。

~プラグかぶりの対処法~
❶ブレーキペダルを左足で奥までグッと踏み込む
❷アクセルペダルを右足で3分の1踏み込む
❸エンジンがかかるまでプッシュボタンを押し続ける(キーを回すタイプの方は鍵を回し続ける)
これでエンジンがかかれば問題なしです!
それでもエンジンがかからない時はすぐにご連絡をお待ちしております。
1月も快適なカーライフをお楽しみください♪